【神奈川県横須賀市特別養護老人ホームやまびこ荘|ケアハウスあっとホーム

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5月行事食 端午の節句(こどもの日)

5月最初の行事食は、もちろん5日端午の節句に、ちまき風炊き込みごはんや人気の唐揚げなどを提供させていただきました。

端午の節句にちまきを食べるようになったのは、西日本から広まったものらしく、昔かし中国で邪気がある悪い龍を払うのに、楝樹(れんじゅ)という葉でもち米を包み、それを邪気払いの効果がある赤・白・黒・青・黄の5色の糸で縛り、河へ投げた習慣があったらしく、それが日本へは奈良時代に伝来し、今では笹の葉で巻いているものが多いちまきですが、ちまきには厄除け効果があるとされ、5月の節句であるこどもの日に、ちまきを食べて無病息災を願う日本伝統の行事へと発展したようです。東日本では、江戸時代の武家社会が大きく影響したことから、こどもの日には柏餅を食べて子供の健やかな成長を願うことがメジャーですね。

「ちまき風」なので、ごはんはもち米も混ぜて炊きあげ、いつもと少し食感がちがうようにして提供しました。炊き込みご飯も皆様とてもお好きな物なので、大変喜んでいただけました。「毎日炊き込みご飯が良い!」とかも言われましたが、そうなると塩分の問題が出てくるので、栄養士は苦笑いして「また炊きこみご飯やりますね!」と伝えさせて頂きました😅 鶏の唐揚げはとてもジューシーで上手く揚げられており、そら豆のポテトサラダはそら豆の香りが良く香っていました!

 

お楽しみおやつは、『鯉のぼりクリームコンフェ(ケーキ)』と飲み込みが危うい方へは、『鯉のぼりバニラババロア』を提供させていただきました。

クリームコンフェはチョコクリームを転写するように、ババロアはココアパウダーをふりかけて鯉のぼりをデザインしました🎏

デザインするための型づくりも、厨房職員が準備しました。はじめはチョコペンでやる予定だったそうですが、約80個もチョコペンでデザインすることは不可能という話し合いがあったようで、最終的には今回のやり方に落ち着いたそうです。このおやつの案は厨房職員が提案してくれましたが、素材でなく、労力をかける工夫は現場の職員から意見をもらわないと、なかなか実現することが難しいところが多いため、話し合う場や意見の交換は大切ですね。そして感謝です👏✨

見た目の可愛らしさは、利用者様も職員からも大変好評でした!

 

おやつの提供がないCHの利用者様へは、例年通りCH職員と協力して柏餅を取り寄せ、提供させていただきました。

柏餅の葉が葉っぱでなく、フィルムなのが写真で分かりますでしょうか? 去年まで取り寄せたものはきちんと柏の葉でしたが、今年のは葉っぱでなくなっており、袋から出した時びっくりしました!💦 経費の削減なのでしょうか…

柏餅の大きさや美味しさのクオリティーは変わっていなかったため良かったですが、ここでもまた現代の厳しい物価事情を肌で感じました。

利用者様方がっかりされると思っていましたが、意外と「剝がしやすいね!」とプラスの意見が多くありました😂 準備も葉っぱが切れてしまう恐れが無かったため、とても楽でした…😂

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